スマートフォン、使いこなせていますか?
今では生活必需品のひとつとして、私たちの生活で欠かすことのできない存在になっているスマートフォン。
この一台があればできないことの方が少ないのでは?と思うほど、時代とともに機能が充実していますよね。
そのように日常的に触れているスマートフォンでも、まだまだ知らない機能がきっとあるはず。
今回は2022年2月23日(水・祝)に開催された『【クリエイターに学ぶ】スマホインスタ入門講座』の様子をレポートしていきますよ!
基本的なスマートフォンの使い方からインスタグラムをメインとするSNSの便利機能に至るまで、実践形式で学んでいきました。
そもそもSNSって?
講師を務めたのは、大館市デザイン事務所いしころ合同会社代表の石山拓真(いしやまたくま)さん。
いしころ合同会社ではデザイン業や印刷業、シェアオフィス・コワーキングスペースの管理運営など、デザインというひとつの軸をもちながらも多種多様な活動をされています。
はじめにスマートフォンの基本的な操作方法に関する説明があり、その後話題は当講座の大部分を占めるSNSへと移ります。
ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略であるSNSは、インターネット上で人と人とのつながりによって形成されるメディアで、個人が大多数に対して情報発信できることが大きな特徴です。
フェイスブックやツイッター、ラインやユーチューブなど、挙げ始めたら切りがないSNSですが、今回の講座ではインスタグラムに要点を置いて進めていきました。
検索ツールとしても使える「ハッシュタグ」
インスタグラムにおいて重要な役割を担う「#(ハッシュタグ)」は、投稿する文章部分に打ち込むタグのことを指します。
ハッシュタグは検索ツール(口コミ)として機能するため、上手く活用すればインスタグラム内での検索に引っかかりやすくなるようです。
半角英数のシャープが基本で、最大30個まで使用できるハッシュタグ。
ハッシュタグとハッシュタグの間には、半角スペースを空けることがポイントであると石山さんは話します。
(【正】#大館学び大学 #大館 【誤】#大館学び大学 #大館)
ハッシュタグが正常に機能していると青字で表示されるので、投稿前には確認しておきたいですね!
投稿の仕方を一から教えます
ハッシュタグ機能について説明した後は、モニターに映したインスタグラムのプロフィール画面を共有しながら、フォロー数やフォロワー数、編集方法やいいねボタンなど、各ツールの説明に入ります。
参加者のみなさんも、個人で持っているアカウントを起動して一緒に操作していきました。
検索時も「大館」と単体で打ったときより「#大館」と打った方が表示される数が圧倒的に多く、ハッシュタグがもつ力に参加者も感心している様子。
また新規投稿する際は、正方形(スクエア)を推奨する石山さん。
インスタグラムのカメラで撮ると写真は自動で正方形になりますが、普段使用しているスマートフォンで撮る際は正方形にトリミングするのがおすすめなのだそうで、若干引き気味で撮影すると、後で加工するときに正方形にしやすいそうです!
ここで石山さんは、手元にあったマウスをスマートフォンで撮影してモニターに映し出します。
上記画像は撮影した写真の加工・編集を行う「フィルター」で、インスタグラムでよく使う機能のひとつだと話します。
キラキラした世界観で彩度高めの加工が流行り、2017年の流行語大賞にも選ばれた「インスタ映え」ですが、最近は加工を抑えた自然体なものが好まれているみたいです。
彩度を上げすぎることのないように注意しながら、投稿する写真や強調したいものに合わせて選ぶと良いフィルター。
被写体が人物や食べ物であれば、コントラストを下げて温かみのある優しい雰囲気を演出するとより良くなるというアドバイスもありましたよ!
活かしてほしい「ユーザー辞書登録」
インスタグラムの投稿において欠かせないハッシュタグですが、毎回ハッシュタグの後に文字を打つのはなかなか大変ですよね。
そこで役立つのが「ユーザー辞書登録」です。
一般的には変換後の文字列をあらかじめユーザー辞書に登録して、入力作業を素早く正確に行うことを目的として使われる機能ですが、インスタグラムにも応用できると石山さんは話します。
例えば「は」と打つだけで「#(ハッシュタグ)〇〇」が出てくるように登録しておけば、毎回〇〇の部分を打たなくても登録された文字が出てきます。
会社名や地名など、頻繁に使うものを登録しておくと便利ですね!
撮り方ひとつで変わる、便利な機能
インスタグラムの要となる写真には、撮影方法が大きく関わってきます。
画面を格子状に分割してくれる「グリッド線」は、構図のバランスに迷った際に活躍してくれる便利な機能で、上手く活用してほしいと石山さんは話します。
また、ポイントにしたい部分を画面上でタッチすると、タッチした部分にピントが合ってメリハリのある写真を撮影することができるそうです。
そのほか、太陽光を間接的に反射させると写りがきれいになったり、アングルを変えるだけで同じ写真でも違って見えるなど、写真撮影にまつわる様々なポイントを知ることができる場面でした。
大事なのは、続けていくこと
スマートフォンの基本操作から、インスタグラムの便利な機能に至るまで実践形式で学んできましたが、最後に石山さんは「若者や高齢者など、どの層に届けたいかを意識して投稿すると良い」と話します。
その上で「大事なのはコツコツ続けていくこと」と言っていたのがとても印象的でした。
講座終了後は「何か分からないところはありませんでしたか?」と、参加者一人一人に声をかけて説明して回っていた石山さん。
プレオープン期間のオリジナル講座は今回で最後になりますが、少しでも学びを活かしていただけると幸いです。
4月よりグランドオープンいたしますので、また次の記事でお会いしましょう!