【校 訓】やさしく かしこく たくましく
ふるさとに学び、どの子どもも喜んで活動する学校

本校の目指す子どもの姿は、「互いのよさを認め合いながら、進んで学び、共によりよく生きていく子ども」です。今年の合言葉は「『Nice Try』でつながる・高まる」。他とのかかわりを大切にし自分を高めていくために、一歩踏み出す日常のNice Tryを胸に、児童も職員も学校生活を送っています。

ふるさとキャリア教育の特徴

本校のふるさとキャリア教育は通称「プロジェクトJ」、Jは城南のJでもありジョイン（つながる）のJでもあります。本校は市の中心部に位置し、さまざまな公共施設や店舗などが身近にあります。SDGsの視点を取り入れながら、地域の様々な「大人の本気」に迫る活動をして、自分との関わりを見付け出していきます。1年生のJ1から始まり、最終段階の6年生のJ6ファイナルでは、ふるさとのよさや課題に対し、自分達の考えを伝える映像を作り、広く発信しています。

おおだて型学力の育成・学力向上への取組

本校の授業の特色は、「シンカタイム」です。シンカは深化、真価、新価、進化……子どもたちが課題解決を通して学びを深め、広げる過程を大切にしています。その授業を支えるのは、子どもたちの協働力。これは大館の「響学」を柱にした、本校ならではの特色ある学びの姿です。今年度の研究主題は「主体的に関わり合い、考えを『シンカ』させる子どもの育成～子どもが輝く学び合い 2つのICTで～」。研究主任や授業マイスターを中心に、私たち教師も授業力をシンカさせていこうと実践を重ねています。

学校のPRポイント・長所

1 本校は明治7年の中城学校に始まり、長い歴史があります。昭和2年に、友好の親善使節としてアメリカから本校に送られた人形「ドロシー・エレナ」ちゃんは、戦時下でも密かに守り抜かれ、平和の大切さを伝えながら、今でも子どもたちをやさしく見守っています。国際親善の歴史を静かに語るこの「ドロシー・エレナ」は今では、とても貴重な存在です。

2 本校はこれまで市、県、文部科学省などからさまざまな研究委嘱を受け、常に先進的な研究実践を進めてきました。昨年度からは県の「ICTを活用した授業改善推進事業」指定を受け、今年度は推進校となっています。

3 本校卒業生の在学時の自由研究が縁で、常陸大宮市との交流が続いています。コロナ禍で中断していた児童交流が、今年度3年ぶりに復活しました。また、平成26～28年度は沖縄県嘉手納町と、児童および職員の交流がありました。

4 運動会・学習発表会とならぶ、城南っ子にとって大切なイベントが城南オリンピックです。昭和38年に第1回が開かれ、少しずつ内容を変えながらも現在に続く大切な行事です。子どもたちがアイデアを出し合いながら競技を楽しんだり、運営をしたりします。今年の城南オリンピックでもたくさんの笑顔が広がりました。

教育視察に訪れた人の感想

・マイスターの先生方の授業力に本当に驚かされた。授業の流れが確立しているだけでなく、その授業で身に付けさせたい力への理解が深い。
・組織のPOWERに感動しました。
・先生方の授業力はもとより、意図的な掲示物の活用やその内容等、先生方の意識が隅々まで行き届いた教育活動から大きな学びを得ることができました。

学校を表す5つのキーワード