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講座レポート2024.10.08

【講座レポート】現役大学生によるグラレコ講座

大館学び大学
ライター:大館学び大学

講師はなんと現役の大学生

「みなさんは“グラレコ”って言葉、知っていますか?」

大きなモニターを前にそう語るのは、島内 未来(しまうち みく)さん。
山形大学の4年生で、もともと興味があったデザインを地元である大館で学ぶため、夏休み期間を活用して『いしころ合同会社』のインターン生としてやって来てくれました。
インターン最終日には島内さんがこれまでに学び、実践してきたとある技法についての講座を開いてくれたのですが、今回はそのときの様子についてご紹介していきますよ!

グラレコって・・・?

話は冒頭に戻り、島内さんが教えてくれたのは『グラフィックレコーディング(以降、グラレコ)』についてでした。

グラレコとは、文字や図形、イラストなどを使って話し合いの内容をリアルタイムに可視化することで「思考力」「コミュニケーション力」「創造力」を養うものだそう。

自作のスライドを使ってグラレコの特徴や抑えておきたいポイントを話す島内さんの姿に、参加者全員が真剣な眼差しで聞き入っています。

名前だけ聞くと難しそうなイメージのグラレコですが、影を使って立体感を出したり、矢印を使って感情や関係性を表すなど、グラレコになり得る材料は私たちの身近にあることに驚きでした。

そうして少しずつ内容を理解したところで、島内さんからお題が出されます。

その内容はここまで学んできたグラレコを使い、文字だけで構成された短文をイラストにして、相手により伝わりやすくするというもの。

用意されているのは、真っ白い紙とカラーのマジックペン。

「こうかなぁ?」「う〜〜ん」と唸りながらも、思い思いにペンを走らせる参加者たち。
ときどき笑い声も聞こえてくるような温かい雰囲気でワークショップは進んでいきます。

終了を告げるタイマーが鳴り響き、いよいよ待ちに待った発表タイム。

「2020年に予定されていた東京オリンピックが2021年に開催した」というお題に対して描かれたイラストには、それぞれの個性がキラリと光っていました。

さっそく講座で学んだ「矢印」を応用する参加者も!
それぞれ描き上げたイラストと、そこに込めた思いを発表していきます。

全員が発表し終え、残るは大トリ島内さんの番!

さすがは講師を務めるだけあって、3つあったお題全てを短時間で見事に分かりやすく可視化していました。

最後は参加者の感想発表や質疑応答で締めくくり、講座は無事終了。
30分という限られた時間ではありましたが、参加者のひとりとしてグラレコの新たな可能性、また奥深さについて知ることができた濃密な時間でした。

始まる前は少し緊張気味だった島内さんも、講座が進むうちに良い意味で肩の力が抜け、笑顔が増えていました。

今回の島内さんのように「知ってほしい」「教えたい」という気持ちさえあれば、誰でも講師になれるのが『大館学び大学』です。
(もちろん「知りたい」「教えてほしい」も大歓迎です!)

少しでも興味のある方はお気軽に門戸を叩いてみてください。
新たな一歩を踏み出すお力添えができるよう、スタッフ一同サポートさせていただきます。

また今回講師を務めてくれた島内さんがインターン生として書き上げたコラムも【こちら】からご覧いただけます。
等身大の島内さんの気持ちが綴られた素敵な内容となっているのでオススメですよ!

また次の記事でお会いしましょう。
ではでは!