2023年7月7日(金)、令和5年度東北六県市町村教育委員会連合会研修会が、大館市を会場に初めて開催され、127自治体から538名の教育長、教育委員の方々が参加しました。
今回、大館市教育委員会では、大館市を会場とする新たな取り組みとして、大館ふるさとキャリア教育で育まれている子どもたちの様子を見ていただくことを企画し、前日6日(木)に大館市内小中学校25校すべてを会場に公開授業を行い、54自治体から231名の方々に参観していただきました。
公開授業後には各学校で研修会を開催し、学校からは学校経営方針や大館ふるさとキャリア教育に関する取り組みなどが紹介され、参加した教育委員の方々からは、子どもたちが授業に積極的に参加する姿や「響学」の授業に対して、高い評価をいただきました。
翌日の7日(金)の研修会は、ほくしか鹿鳴ホールを会場に開催されました。
高橋善之教育長による「教育による消滅可能都市からの脱却」と題した講演と、文部科学省職員による「令和5年度の教育施策の動向について」の行政説明が行われました。
また、研修会終了後は、ほくしか鹿鳴ホールエントランスにて釈迦内小学校の子どもたちが「ひまわり油」の販売を行うなど、学校と地域の協働による実践の姿を間近に体験していただく機会となりました。
公開授業が行われた25校の内、2校の当日の様子をご紹介します。
大館市立城南小学校(5年生・社会)
授業視察の後には、東北各県市町村の教育委員・教育長の方々と、公開授業を行った学校の校長・教員の方々が集まり、研修会が開かれました。
大館学び大学が制作した、大館教育を体系的に解説した冊子「大館教育ガイド」も配布されました。
学校からは、学校経営の方針や、ふるさとキャリア教育に関する独自の取り組みの紹介、通っている生徒の気質・特長、ICTを活用した授業の仕方などを説明。
視察に訪れた教育委員・教育長からは、
「生徒の挙手・発言が多く、積極性が素晴らしい」
「校長先生の指導方針が、各生徒にしっかりと行き届いている」
といった感想が出され、実のある視察となった様子が伺えました。
大館市立北陽中学校(1年生・数学)
授業視察の後には、東北各県市町村の教育委員・教育長の方々と、公開授業を行った学校の校長・教員の方々が集まり、研修会が開かれました。
学校からは、学校経営の方針や、ふるさとキャリア教育に関する独自の取り組みの紹介、通っている生徒の気質・特長、授業の仕方などを説明。
7月7日(金)開催「令和5年度東北六県市町村教育委員会連合会教育委員・教育長研修会」高橋善之教育長による講演はこちら