現在、国立秋田大学で准教授を務め、”イタリアの古典絵画”を研究している佐々木 千佳 先生が、西洋絵画について分かりやすく解説。
改めて学ぶ機会の少ない美術。
ルネサンス期の古典絵画を基に題材やモチーフの意味を一緒に読み解きます。
当時の文化や考え方、今との違いについて知識を深めてみませんか?
どなたでもお気軽にご参加ください!
=佐々木 千佳 先生より=
イタリア・ルネサンス期以降に制作されたキリスト教美術の中には、宗教的表現になぞらえて、実は当時の家族観や風俗的描写が投影されている作品が多くあります。
また17世紀になると、特にオランダにおいて世俗的なジャンルとしての風俗画が流行し、市民の日常生活が主題となりました。そこには当時の道徳観や労働観、家庭観といったさまざまな価値観をじかに読み取ることができます。
本講座では、ルネサンス期からバロック期にかけての近世古典絵画作品を観察しながら、日常を描くことへの関心やその意味について、主題やモチーフを一緒に読み解きます。「家や家族」「働く人々」「女性」といったテーマを中心に、当時の⽂化や考え⽅、今との違いについて知識を深めてみませんか。
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「美術や絵画に興味がある」
「この機会に知識を深めたい!」
「今まで古典絵画を知らなかったので学んでみたい」という方、
必聴の講演です!
本講座は「第33回大館市生涯学習フェスティバル“まなびピア 2023 in おおだて”」に協賛しています