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大館市立有浦小学校

有浦小学校

大館ふるさとキャリア教育・学習活動の取り組み

大館を愛し、次代を担う、“気づき、考え、行動できる”子どもの育成
~「有浦プライド」の育成を軸として~

昨年度からスタートした駅前再開発や、本校の伝統である発明工夫等を通して、大館盆地を学び舎にし、地域の皆様一人一人を先生にして、地域と共に子どもの育成に努めています。さらに、今年度は、全ての教育活動を通して、子どもたちに「有浦プライド」を育むことを教育活動のコンセプトとしました。育むべき「有浦プライド」とは、物事を「自分ごと」として捉える当事者意識。この当事者意識が、「そのことは、自分に関係がある」「なぜだろう?」という気づきを生み、「知りたい、できるようになりたい」「解決したい」「人の役に立ちたい」「貢献したい」という意欲を喚起し、「自分ができることは何か」という思考、そして、行動へとダイナミックにつながるエネルギーとなります。

有浦小学校 学校の様子
学校の様子

ふるさとキャリア教育の特徴

〈ふるさとで学ぶ・ふるさとを学ぶ・ふるさとにかえす〉をねらいに、学年ごとに「ふるさと愛・I・EYEチャレンジ」という名称で、発達段階に応じた様々な活動を行っています。中でも、学区内で進められている「駅前再開発」についての活動は、地域の「再開発」を「自分ごと(大館市民)」として捉えられるよう、工夫して進めています。

有浦小学校 百花繚乱作戦
百花繚乱作戦

おおだて型学力の育成・学力向上への取組

「基礎・基本を身に付け、数学的な見方・考え方を働かせて学び合う子どもの育成」を研究主題に掲げ、算数科での学び合い「ノベルタイム」の充実を図ってきました。今年度は、授業マイスターを中心に単元構想力の向上に力を入れ、児童は見通しをもった授業実践に努めています。また、一人一研究授業を行い、何でも言える活発な研究会(ワイガヤ研究会)で教師全員が一丸となって研究を進めています。

学校のPRポイント・長所

6年生が総合的な学習の時間での取組「トリ(鶏)コロールプロジェクト」~パリに届け、有浦っ子の想い~では、大館市・秋田県PR作品(絵はがき、パンフレット、しおり)を製作しました。10月フランス・パリで行われるイベント『SIAL Paris 2022』に参加する大館市長、大館市物産協会会長、花善社長に制作した作品を会場で配布してもう予定です。
また、5月には地域の方や卒業生を先生にした開校記念集会を行っており、今年度は「有浦小学校の未来を築け~自己と他者のかかわりから大きな未来へ~」と題して子どもたちに、自己有用感の更なる醸造と学習の目的を再認識させる機会となりました。

教育視察に訪れた人の感想

・マイスターの先生の授業力に本当に驚かされた。授業の流れが確立しているだけでなく、その授業の身に付けさせたい力への理解が深く、児童への声かけ、つまずきそうな部分へのフォローが的確で、どの児童もその時間のゴールへたどり着くことができていた。

・子どもたちの学び合う姿、学習課題を自分事として捉えている姿に大変感銘を受けた。子どもたち同士で話合いをつなぎ解決へ向かっていることや、発言に対しての反応と他の人の考えを尊重しながら発言をする姿、個人→グループ→全体と広げることでより多くの子どもの考えが授業に反映されることなど日頃の授業のレベルの高さを見ることができた。

学校を表す5つのキーワード

学校情報

大館市立有浦小学校

〒017-0043 秋田県大館市有浦4丁目6番55号
TEL:0186-42-2834
JR奥羽本線大館駅から1.4km

学校公式WEBサイト:
http://www.oodate.or.jp/school/ariura/