ふるさとに学び、未来を拓く児童の育成
～夢をもち、やさしく、まじめに、せいいっぱいがんばる子～

上記の学校教育目標のもとに「四つの経営の重点」（①ふるさとキャリア教育の推進 ②確かな学力の向上 ③豊かな心の育成 ④たくましい体の育成）を定め、日々の活動を展開しています。
常に地域の「もの・ひと・こと」と豊かにかかわりながらふるさとに学ぶことを念頭に置き、学校・家庭・地域が一体となってふるさとキャリア教育を推進することで「たけのこの里でぐんぐん伸びるたけのっ子」の育成を目指しています。

ふるさとキャリア教育の特徴

「発想力を高め、つながりを強めて、共感的協働力・実践力を育てる」を重点目標として、農作物の栽培活動やたけのこの皮を使った和紙づくり、ふるさとを歩こうデーの実施等、地域の「もの・ひと・こと」を活用した多様な体験活動を展開しています。また、総合的な学習の時間や特別活動には地域の方を招き、地域や学校の歴史、伝統文化を学ぶ機会を設けています。
各教科や特別な教科道徳においても、互いに理解し学び合う態度を大切にしながら、人間関係形成能力が育まれるように努めています。

おおだて型学力の育成・学力向上への取組

研究主題「自ら考え、共に学びをつくり出す児童の育成～筋道を立てて考え、表現する能力を高めつながりを強めるための指導の充実をめざして～」を設定し、算数科を中心に、自分の思いや考えを進んで伝え交流し合い、互いに高め合おうとする児童の育成に努めています。また、学習の進め方については、職員と児童が共通理解を図るために策定した「やませっ子学びのスタイル」をベースとし、児童が務める学習リーダーを中心にした活動を心がけています。
毎日の朝学習を計画的に実施することが学力向上を図るための重要な手立ての一つになるととらえ、新聞を取り入れた活動や漢字・計算ミニテスト、百マス計算等を実施しています。

学校のPRポイント・長所

本校は今年創立60周年を迎え､運動会では児童が考案した記念種目を実施しました。また、9月には記念の航空写真を撮影し、10月には「60周年記念やませっ子発表会（学習発表会）」で開校当時の様子を発表した学年もありました。11月には本校の歴史を振り返る記念全校集会を予定しています。この他の特色ある活動を以下に紹介します。

◇ふるさとを歩こうデー
平成20年に本校に統合となった越山小学校と山田小学校を含めた学区内の豊かな自然に触れながら、友達同士励まし合う態度や目標に向かってやり抜こうとする態度を育てるため、全校で旧越山小・旧山田小から学校まで長い距離を歩く行事。

◇たけのこの皮を使った和紙作り
旧越山小学校で長く続いていたネマガリダケの皮を使った和紙作りを受け継ぎ、毎年6月頃から1月頃までをかけて、地域の方々の協力を得ながら全校児童が取り組む活動。できあがった和紙の一部は卒業証書になり、その年の卒業生に渡されます。

◇同じ田代地区の早口小学校と田代中学校と連携したボランティア活動
アルミ缶やペットボトルキャップの回収、合同でのあいさつ運動、町内でのクリーンアップ等を生徒会や児童会が主体となり連携しながら行っています。

教育視察に訪れた人の感想

本校の職員と児童が一緒になって作り上げる授業の様子を見て「衝撃的、次元が違う。」また「学びを深めるためのつながる場を子どもたちが楽しんでいる姿がとても印象的であった」との感想をいただいています。

学校を表す5つのキーワード