大館ふるさとキャリア教育・学習活動の取り組み
自分の未来とふるさとの未来を切り拓く生徒の育成
校訓「立志」「友愛」「剛健」のもと、将来高い志をもってふるさとを支えることのできる人材の育成に努めています。学校経営キーワードは「鳳凰チャレンジ!~自律・共生~」です。学校を公・私のための土台づくりの場とし、「鳳凰タイム」を軸に共感的・協働的に学び合う力を大切にしています。
ふるさとキャリア教育の特徴
学校は公(社会を形成する)、私(なりたい自分を追求する)の土台づくりの場であると捉え、1・2年は「ふるさとの魅力を知り、ふるさとを見直す」プロジェクト学習Ⅰ・Ⅱ、3年生は「ふるさとを発信し、将来の自分や大館を考える」プロジェクト学習Ⅲを進めています。
おおだて型学力の育成・学力向上への取組
大館市授業マイスターである研究主任がリーダーシップを発揮し、「東中スダンダード(授業の基礎・基本)」の徹底、「深い学びを創る教師のコーディネート」を生かした授業づくりに努めています。「鳳凰タイム」をさらに深化させ、生徒の「分かった」「できた」「深まった」という思いが、「学ぶ喜び」「笑顔」につながるように、指導方法の工夫・改善に取り組んでいます。
学校のPRポイント・長所
ふるさとと共にある学校を目指し、東中三大自慢「あいさつ・歌声・東中太鼓」を軸に、生徒、保護者、職員及び地域が一体となって様々な教育活動に取り組んでいます。ほくしか鹿鳴ホールでの合唱コンクール、運動会や大館きりたんぽまつり等での東中太鼓の披露、東中ボランティアなど地域に元気を届けています。特に、諸先輩から引き継いでいる「東中太鼓」の伝統継承は特色的な取組です。また、部活動も盛んで、運動部・文化部とも大北地区だけでなく、全県・東北・全国大会でも多くの選手やチームが活躍しています。
教育視察に訪れた人の感想
・「東中スタンダード」が全ての授業で徹底されているので、教科や教員が違っても、生徒には迷いがなく、主体的な学びがどのクラスでもなされていることに感心した。
・何よりも生徒同士が解放されている。何を話しても許される雰囲気があった。全ての授業がそうであった。認め合うクラスであるから、いろいろな意見が出てくる。多様の意見が出る雰囲気があった。深い学びができる土壌があった。
・3年前に校長だったとき、今日のような姿を目指した。「共感的な人間関係」「教師と生徒との信頼関係」等、本当に目指す姿があり感動した。「授業でこそ人づくり」がまさに今日の授業にあった。
・生徒の知的好奇心を揺さぶる授業が多かった。「もっと深く学びたい。」という生徒が多いのも、先生方の仕掛けがあるからである。
・校長の経営方針がしっかり各教室で形となって現れていた。
学校を表す5つのキーワード
学校情報
大館市立東中学校
〒017-0043 秋田県大館市有浦5丁目2番8号TEL:0186-42-2835
JR奥羽本線大館駅から2.3km
学校公式WEBサイト:
http://www.o-higashi.sakura.ne.jp/