大館ふるさとキャリア教育・学習活動の取り組み
ふるさとを愛し、心技体を鍛え、未来をたくましく生き抜こうとする生徒の育成
本校の校訓「英気・叡知・純情」を「3つのりつ(立・率・律)」にあてはめ、学校教育を推進しています。「立=英気」は目標に向けて粘り強く取り組み、「叡知=率」は地域文化を大切にし、地域社会の一員として貢献し、「率=純情」は思いやりの心で人と接し、互いに高め合う。このような生徒の育成を目指しています。
ふるさとキャリア教育の特徴
株式会社「下川沿中学校」構想によりふるさとキャリア教育を推進しています。株主は保護者・地域住民で投資(信頼・協力・ボランティア)を教育資本とし、学校は配当(地域貢献・校育成課)として還元します。生徒は代表取締役(生徒会長)のもと、会社の中心となり活躍しています。成果は川口獅子踊り等の広範囲にわたります。
おおだて型学力の育成・学力向上への取組
「協学」「郷学」「響学」を合い言葉に下中式探究型授業を行い、今年度は「Sアップタイム」と「キャリアの視点に基づく振り返り」に重点を置いています。表現活動の育成を目指すSアップタイムでは「縦(教師と生徒)の話合い」から「横(生徒と生徒)の話合い」を行い、自ら考え表現しようとする生徒を目指しています。
学校のPRポイント・長所
学校は地域のものであるという考えのもと、地域連携・地域貢献の活動に取り組んでいます。小林多喜二生誕の地である川口に伝わる獅子踊りは全校生徒で継承活動に取り組み、地域へ披露してきました。地域に元気を届ける生徒の地域訪問、地域と連携したボランティア活動や地域行事参加、地域特産物のネギに関わるボランティアやネギを食材としたなべっこの食育活動など多岐にわたります。部活動でも全国バレーボール大会初代女子優勝校の血脈を受け継ぎ、野球部は令和元年全県秋季大会優勝に輝き、水泳部は県大会で令和2年度秋季大会から令和4年度県総体まで男子総合2位を継続し、東北大会でも輝かしい結果を残しています。
教育視察に訪れた人の感想
・「少数精鋭」とはまさにこのことと感じました。一人一人に光があてられ、チームとして高め合う様子をどの学年からも見せていただきました。
・校舎内のどこを歩いても生徒を評価する掲示物や素材にあふれており、先生が生徒のことを大好きで、大切に思っている空気を強く感じました。
・大館全体の教育の考えがしっかりおさえられていると感じた。授業は主体的・対話的で深い学びを意識し、これからの必要とする学びを行っていた。
・教材研究が入念にされていることが分かる授業風景でした。生徒の反応を予想した教具の準備も万全であり授業の中で無駄がなく、学び合いの時間を十分にとれていました。
学校を表す5つのキーワード
学校情報
大館市立下川沿中学校
〒017-0878 秋田県大館市川口字隼人岱108番地69TEL:0186-42-9761
JR奥羽本線下川沿駅から20m
学校公式WEBサイト:
http://www.o-simochu.sakura.ne.jp/