ふるさとに誇りをもち、今と未来を幸せに生き抜く生徒の育成
共生　凡事徹底　挑戦

この教育目標には、生徒が、ふるさと田代への誇りをもって、学校にいる今も、卒業後の未来も、幸せに生きていくことができるような力を身に付けてほしいという願いを込めています。そして、今と未来を生き抜くためのキーワードとして、「共生」、「凡事徹底」、「挑戦」を掲げ、「未来につながる確かな学力の育成」、「未来につながる豊かな人間性と社会性の育成」、「ふるさとへの誇りや自立の気概を育み、未来につながるふるさとキャリア教育の充実」の三つの柱の下、日々の実践に取り組んでいます。

ふるさとキャリア教育の特徴

郷土愛の醸成と地域貢献力を育む体験活動として、田っ中生が誇りをもって取り組んでいるのが「田っ中ソーラン」です。地域を元気にする田っ中ソーランは、3年生から後輩達に引き継がれ、体育祭を始め地域の行事等でも披露されています。他にも1年生を対象とした田代岳自然学習・登山や全町内で行われる地区ボランティアでも意欲的に活動しています。今年度からは田代地域学校協働支援チームと協力し、十ノ瀬藤の郷見学や学校農園活動もスタートしました。

おおだて型学力の育成・学力向上への取組

未来につながる確かな学力の育成をめざし、本校では『資質・能力を身に付けるために「見方・考え方」を働かせて学びを深める授業』づくりに取り組んでいます。各教科の見方・考え方を明確にした授業構想、共感的・協働的に学び合う授業=「樹林タイムD・F」の設定、「見方・考え方」を働かせて学んだことを『つながり』という視点で振り返り、自分の変容や成長を自覚したり、次の学びや生活につなげたりするための振り返りの充実を図っています。

学校のPRポイント・長所

全校生徒121名ですが、今年度の部活動の活躍は耀いています！女子バレーボール部は大北総体優勝、全県総体準優勝、そして東北大会で価値ある1勝を挙げました。女子卓球部も負けていません。大北総体優勝、全県総体では3位に入り、初の東北大会出場を決めました。続いて吹奏楽部。11名の少人数ながら、吹奏楽コンクール県北地区大会小編成の部6年ぶりゴールド金賞！全県大会への出場を果たしました。
世界に誇る世界自然遺産白神山地の名峰、田代岳。毎年恒例の田代岳登山も代表的な行事です。田代岳案内人の会をはじめとした地元ガイド、保護者ボランティアの御協力のもと、ふるさと田代の大自然に触れる貴重な体験活動です。

教育視察に訪れた人の感想

・先生方の授業に取り組まれている様子から、教職員一丸となって指導されていると感じました。樹林タイムのように、できるだけ多くの時間、考えを出し合ったり深めたりする時間をとれるような授業を行っていきたいと思いました。
・先生方の子どもへの愛情、熱意、真剣に向き合う姿を見ました。教員を続けていく中で、必要となる基本的な姿勢も大切にしながら、子どもたちの学びにつながるように努力を続けていきたいです。

学校を表す5つのキーワード