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紹介記事2022.08.02

【大館学び大学オープンキャンパスフェス2022】Day2(一般向け前半)

ふくだみのり
ライター:ふくだみのり

グランドオープン記念イベント2日目開催!

2022年4月からグランドオープンした大館学び大学。
より多くのみなさんに活動を知ってもらうため、2022年7月22日(金)から7月23日(土)にかけて、グランドオープン記念イベントとして「大館学び大学オープンキャンパスフェス 2022」を開催しました。

1日目は企業向け、2日目は一般の方向けの2日間にわたって開催された記念イベント。
今回は2日目の前半に開催されたふたつのミニ講座の様子を紹介していきますよ!

※1日目の企業向けの様子は【こちら】からご覧いただけます

1回目のミニ講座開催!

午前の部の1回目となるミニ講座では、合同会社テックウイング代表社員の加藤友大(かとうゆうた)さんと、eスポーツプロ選手のSAKI選手が講師を務める『【もっと身近に】eスポーツの現在を知ろう!』を開催しました。

千葉県でプロeスポーツチームTEQWING e-Sportsの運営を行なっている加藤さんと、ぷよぷよプロゲーマーのSAKI選手。
合同会社テックウイングは、教育事業をバックボーンとして運営している全国的にもかなり珍しい会社なのですよ!

オンラインで開催した当講座は、普段ゲーム配信や実況を行うアングルで進められていきます。
見ているだけでもなんだかワクワクしますね!

そもそもeスポーツって?

さまざまなメディアで取り上げられ、今では世界中で盛り上がりを見せるeスポーツ。
エレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)の略称であるeスポーツはゲームをスポーツと捉えたもので、ゲーマーがスポーツ選手と同じように競技としてプレイを見せるものです。

またeスポーツの市場規模について加藤さんは、2020年には60億円だった市場規模も2023年には3倍の180億円に上がることが予想され、2026年には500億円を突破する可能性が高いと話します。
急激に市場規模が拡大していることがよく分かりますね。
ほかにもeスポーツは「プロ選手」「ストリーマー(配信者)」「講師」といったようにビジネスとしても十分に成り立つそうで、今後の明るい未来についても話してくれました。

魅力満載のeスポーツ

eスポーツの魅力はたくさんありますが、中でも「スポーツと同じで誰でも楽しむことができる」と加藤さんは話します。
世代も関係なくコミュニケーションをとることができ、手軽にプレイできるのが嬉しい点ですよね。

併せてスポーツとの違いについて、eスポーツはオンラインでプレイできることを挙げていました。
大人数でもSNSを通じて世界中のゲーマーとマッチングできることが魅力なのだとか。
実際にプレイするのはもちろん、誰かがプレイするのを見るなど幅広い楽しみ方があることがよく分かる場面でした。

プロ選手としてのeスポーツ

ここからはぷよぷよプロゲーマーのSAKI選手にバトンタッチして、選手としてのeスポーツについて話してもらいました。
SAKI選手はセガ公式のぷよぷよ大会で優勝したことを機にプロの世界に入ったそうです。
高校生の頃からぷよぷよをプレイし始め、1日10時間以上プレイすることもあったというから驚きです……!

現在は合同会社テックウイングに所属し、本格的にプロ活動を行なっているSAKI選手。
大会出場やストリーマー(配信者)活動、個別のぷよぷよコーチング(オンライン)やぷよぷよ大会を主催するなど、ぷよぷよプロゲーマーとしての活動について話してくれました。

これからのeスポーツ

eスポーツの魅力や未来について、楽しく学ぶことができた当講座。
最後は「多くの方にeスポーツを楽しんでもらえると嬉しい」「これから発展していくeスポーツに貢献していきたい」というお二人の言葉で締めくくりました!

2回目のミニ講座開催!

午前の部の2回目となるミニ講座では、イラストレーターのナガキパーマさんが講師を務める『【秋田の職種図鑑・番外編】イラストレーター・雑貨販売のおしごと』を開催しました。

さまざまな企業とのコラボ商品や雑誌・広告のイラストを手掛けるイラストレーターであると同時に、セレクトショップ経営や催事プロデュースなど多岐にわたって活動しているナガキパーマさん。
当日はキャンパス内で物品販売も行い、とても大盛況でしたよ。
今回はイラストレーターと雑貨販売の仕事にまつわるノウハウを語っていただきました!

イラストレーターのお仕事

SNSを中心に話題となり、独特の世界観が人気のナガキパーマさんのイラスト。
まずはイラストレーターのお金の稼ぎ方にまつわる説明がありました。
初心者にオススメな販売方法から、専門的な知識のある人にオススメな稼ぎ方まで幅広い稼ぎ方があるようです。
中でもクライアントワークの流れを紹介する場面では、ナガキパーマさん自身の経験談も織り交ぜながら仕事をする上で気をつけたいポイントを知ることができました。
イラストレーターとして個人で経験を積んできたからこそ、とてもタメになる内容が盛りだくさんでした!

これまでのお仕事事例をご紹介!

ここからは、ナガキパーマさんがこれまでに携わってきた仕事の一例を紹介していきます。
コスメブランドのイベントについて話す場面では、全体テーマやクライアントの要望に沿ったアイディア出し・ストーリー性を持たせたキャラクター設定・下絵作成・ラフ作成・清書など、スタート時から完成に至る流れを丁寧に説明してくれました。

そのほかにもパッケージデザイン・広告・アニメーション・挿絵・年賀状・フライヤーデザイン・ロゴ・コラボ商品・アーティストグッズなどの紹介もありました!
これには受講者のみなさんも興味津々な様子でしたよ。

SNSでのファンの作り方

自分のブランドイメージをファンに伝えるために、自分で自分をプロモーションすることを意味するセルフブランディング。
芸能人やインフルエンサー、さらには一般人など、個人がものを作って売ることが主流になっている時代だからこそ「ものに対して魅力を感じることも大事ですが、それ以上に誰が作っているかが重要になる」と話します。
自身のファンを獲得するために必要となるセルフブランディング。
ナガキパーマさんが考えるブランディング方法について説明してくれました。

1. 長期的に見て自分はどんな存在になりたいか(マインド)
2. 自分のどの部分をどのように見せるか(戦略立案)
3. SNSで表現→写真の撮り方・並べ方・キャプションの作り方(見せ方)

クリエイティブな仕事を志す人へ

イラストレーターの仕事を中心に、クリエイターとして学べる要素がたくさん詰まっていた当講座。
「自分のセンスを好んでくれる人は、自分が生み出すもののファンになってくれる人」
「その人たちに自分の存在を見つけてもらうためにセルフブランディングをして発信し続けることが大切」
と話すナガキパーマさんの言葉が印象に残りました。

ここまで前半に開催したふたつのミニ講座内容をお届けしてきましたがいかがだったでしょうか。
後半(午後の部)では、地域おこし協力隊のみなさんによるトークイベントや物品販売など、会場内のリアルな様子を紹介していきますよ!

ではでは、また次の記事でお会いしましょう!

大館学び大学オープンキャンパスフェス2022・1日目▼
https://chuko-manabi.jp/library/event-20220722/
大館学び大学オープンキャンパスフェス2022・2日目(後半)▼
https://chuko-manabi.jp/library/event-20220723-2/