TOPへ

講座レポート2024.10.07

聞く・まとめる・書く力を伸ばす 頭スッキリ!思考がまとまる   ノート&メモ術   2024年7月20日開催

今回の講師は、秋田市を拠点にファシリテーターとしてイベント企画等を行なっている平元美沙緒さん。
過去に大館市教育委員会で勤務し、こどもハローワークの立ち上げに関わった方である。

hiramoto2

★参加者との交流

 まず始めに、赤と青の付箋が渡され講師が簡単な質問を出し、参加者が付箋の色でAかBの答えを出すゲームが行われた。
 参加者の思考などを講師が理解できるゲームであった。

★事例での体験

 講師が準備した題材で、それぞれがノートに書いてみる体験が次から次へと行われた。理屈では理解していても、なかなか手が進まない状況に陥った。

hiramoto1

★ポイント

🔷 グラフィック・レコーディングとは
   ・「話し合いを見える化」すること
   ・話し合いの生の言葉を文字・記号・イラストなどで図示して記録する手法

⏩ 話や考えをまとめる時のポイント
   ① 論点を整理すること
   ② 文脈をつかむこと
   ③ 要点を掴むこと

🔲 パターン
 ◉ 文字
   ・丸文字が見やすい
   ・漢字きく、ひらがなは小さく
   ・大事なポイントは大きく描く
 ◉ 色など
   ・緑 → あざやか
   ・赤 → ポジティブ
   ・茶 → やわらか
   ・青 → ネガティブ
   ・黄色 → 強調
   ・アンダーライン → 目立たせる
   ・枠 → 主張
 ◉ 線・矢印
   ・情報のまとまりを線で区切る
   ・矢印で話の流れを表現
 ◉ アイコン・イラスト
   ・かんたん人間、似顔絵、絵文字、図式等を活用
   ・枠で囲むだけで、「文字」が「図」に見えてくる

🔺 図解の流れ
   ①テーマ、全体像など言いたいことをつかむ
   ②キーワードや登場人物をイラストで描く
   ③登場人物のやりとり、流れなど関係性をパターンを使って描く

★ 「聴く時」の要約のポイント

 ① 話のテーマを軸に要点をつかむ
 ② 何度もくり返す言葉や、声を大きくしたところ、「つまり•••」「要するに•••」の後など、重要になりそうなところを察知する
 ③ 複数人の話し合いの時は、それぞれの人の意見の違いに着目する
 ※  おすすめ
  分からないことや聴きとれなかったことは素直に訊ねるのが吉!

niramoto4

⭐️受講者からの感想

・以前もやっていた平元さんの講座、気になっていたのでタイミングが合ってよかったです。そして、自分がもやもやしている思考をまとめること、また講演を聞く機会も多く、大事なことを見返したときにおあっと思い出せるようにしたいと思っていました。まさに自分に合っていたのでまずは打席に立って数をこなしていきたいと思います。ありがとうございました。また機会があったらぜひお願いしたいです。
・話だけでなく、ワークがあることで、実際どうかけばいいのかわかりやすかったです!