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講座レポート2024.10.07

フリーライターという働き方  大館で自由に働く 2024年7月13日開催

今回の講師は、丹波桃子さん。2年前にNPO法人主催の大館学び大学でライター養成講座を受講し、その後フリーランスでライターの仕事を行っている方です。

私がフリーライターになるまで
    ーきっかけは「大館学び大学」

体調を崩し、勤めていた会社を退社、その後子育てをしながらできる仕事として、フリーライターの講座を受講したのが今につながっている。

特定の事務所は設けておらず、現在は大館の三浦木材のシェアオフィスを主に利用されているとのこと。自宅に帰るとすぐに眠くなるので、外で仕事をするタイプなのだそう。

大館市だからできるライターの仕事だと思っており、東京だと、自分以上のスキルを持った人がたくさんいるので、埋もれると思うと話されました。

フリーライターになって変わったこと

◯仕事が楽しい
自分の人生を自分で操縦して生きている。

ライターとして大事なこと

誰に何を伝えたいか目的は書くことではなく“伝えること”
事実ではないことを想像して書かない
“誠実なコミュニケーション”が大事。
取材の事前の準備
→できるだけ下調べして行く。ネット記事があれば読んでいく。

質疑応答
 ー収入は?忙しい?どんなスキルが必要?etc

Q 使用している辞典は?
A 言い換え辞典・記者ハンドブック・日本語発音アクセント新辞典など

Q どうやって仕事を探したか。
A ライター養成講座の講師であった石山さんから声をかけられたのが最初。その後、フリーライターの島田真紀子さんの仕事を手伝ったりしていて、ライターの仕事先で出会った方からの依頼が増えた。人と人のつながりで仕事ができている。

Q 収入はどうか?
A 今のところ、どうにか会社勤めの頃と同じくらいになった。

幅広い生き方・働き方を考えるきっかけに

講話は1時間ほどで終了したが、その後たくさんの質問が出て、雑談も盛り上がり、和やかな雰囲気の中で交流ができていました。
市外から受講しに来てくれた方は、午後の講座もその場で申し込む熱心さでした。

講師は自信が無さそうに講座を始めたが、自分の人生を自分で操縦していると言い切れるだけあり、お話はとても分かりやすく、受講者がライターという仕事を理解できる講座でした。

⭐️受講者からの感想

・私は、仕事で地域のたよりを作成する機会がありますので、参考になればと思い受講しました。話を聞くなかで、記事を書く際に気を付けていることを聞けて、とてもためになりました。またフリーライターという自分とは違う生き方をしている人の話を聞けて見聞が広がりました。
・仕事への姿勢として、誠意をもつことが、現在、自分のしている介護の仕事でも重要で、聞く姿勢の重要性を改めて学ぶことができました。ありがとうございました。