今回の講師は、先月の韓国語講座と同じく、現在韓国語をフリーランスで教えている高橋理那さん。
★ 自己紹介
大館桂高校卒業後、目白大学で韓国語を専攻。在学中に韓国韓瑞大学に留学。
小学2年生の時、韓国ドラマ「天国の階段」を見たのが韓国語に興味を持ったきっかけである。
高校生時代までの10年間独学で勉強し、若干自信があったが、留学して何も通じないことにショックを覚えた。
大学でダンスサークルに入り、ダンスをしながら覚えたことが、韓国語の急激な上達に繋がった。
現在は、フリーランスとして韓国語を教えている。11月から新しく学生を募集するので、興味がある方はぜひ連絡してほしい。
★ 韓国文化の紹介
⑴韓国の食文化
- 薬食同源:食べ物で健康を維持しようという考え方。極力薬は飲まない。韓国では風邪をひいたとき「ご飯をちゃんと食べてね」と言う。
- 五味五色 :料理に「五味(辛い・甘い・酸っぱい・塩からい・苦い)」と「五色(白・黄・赤・青・黒)」を取り入れる
- 発酵文化 :キムチ、マッコリ、コチュジャンなど
- 米食 :主食は米
- 汁物 :チゲ、タン、グㇰ(わかめスープ)
- パンチャン :(おもてなしの)おかずのこと。
沢山出されるが、お腹いっぱい食べてくれたと解釈されるので、残してもよいという文化である。 - 代表的な韓国料理:チヂミ(日本語)→プッチㇺゲ(韓国語) /ソルロンタン=牛の骨と肉を煮込んだもの /チムゲタン=鶏丸ごと、なつめ、高麗人参と煮込んだもの
⑵伝統行事
- ソルラル(旧正月):2024年は2月9日から12日
- チュソク(秋夕) :旧暦の8月15日
※この時期は、お店が閉まっているので旅行は避けたほうがよい。
⑶伝統衣装
- ハンボク 結婚式やお盆などで着る(チマチョゴリでは通じない)
※チマ:スカート チョゴリ:上着
⑷お金とパリパリ文化
- デジタル化の進化により、現金払いは少ない。しかし、現金での支払いは可能なので、大丈夫。
- パリパリ:はやくはやく
韓国はスピード重視!会社でも、まずはやってみる、会議は後でという風習。
★ ハングルで名前を書いてみよう
ハングル版50音順の表を参考に、自分の名前をそれぞれが書いてみた。 説明を聞きながら、参加者がスムーズに記入していた。
★ 韓国ドラマから使えるフレーズを学ぼう
簡単なフレーズを学んでから、韓国ドラマ5つを鑑賞したところ、みんなそれなりに聞き取りができていた。
★ 韓国旅行でこのフレーズを使えたら上級者!
資料に記載されている①から⑤のフレーズを声に出しながら練習した。
★ 教科書には載っていない日常会話フレーズ
ふだん頻繁に韓国旅行をしている講師ならではのフレーズが4個示され、日常会話フレーズとして声を出して練習した。
★ まとめ
あっという間の90分であった。
受講者は、今すぐにでも、楽しく韓国ドラマを鑑賞し、韓国旅行に出かけられる気分になったと思う。
また、韓国文化を学ぶことができたのは、とても良かったと思う。
⭐️受講者からの感想
・日常で使える韓国語や、旅行で使える韓国語などを分かりやすく教えてくださったので、楽しかったです。旅行に行った時などにも使えるようにたくさん勉強して、覚えていきたいなと思いました。また、韓国ドラマを見る時などにも聞き取れるようになりたいなと思いました。
・独学で勉強していましたが、発音等を対面で学ぶことができてとても勉強になりました。11月から受講したいと思います!今日はありがとうございました。
・自分で名前をかいたり、ドラマのフレーズをきけたり、日常会話フレーズもありでとても楽しかったです。この前は、もりだくさんすぎていましたが、今回はすっきりとしていてわかりやすかったです。