今回の講師は、お食事処 秋田さくらの元経営者である明石喜美さん。そこで培った料理の極意を教えて頂きました。
★自己紹介
お食事処 秋田さくらの経営者として、19年間県内外から訪れたお客様へおもてなし料理を提供してきた明石さん。
山田流きりたんぽという、塩味のきりたんぽを提供することも多かった。鹿肉や熊肉を使用したジビエ料理も手掛けたことがあるとのこと。
お店での一番人気が、大館の特産品であるとんぶりでした。もっと多くの大館市民に食べてもらいたいと思い、本日のレシピにされました。
SNSでレシピが届いたと聞いてとても嬉しく思っているとおっしゃっていました。
★ 料理講座(火を使わず6品の調理)
食器を取り扱うお店であったことから、小さな小鉢に少しづつ盛り付ける田舎の小付けとして、調理を開始。
小付けとは・・・
『小付け』とは食器の一種で、 小さな鉢よりさらに一回り小さい鉢を呼称します。
また日本料理で、酒の肴 (さかな) として出す小鉢や小皿に盛った料理やつきだしのことを言います。
- いぶりタルタルソース
- 切り干し大根サラダ
- ニシンの切込みとミズの玉のとんぶりあえ
- セリとシーチキンのとんぶり和え物
- 長芋と菊のとんぶり白だしわさび和え
- とんぶりいなり
限られた時間の中で、計6品を目にも止まらぬ速さで作られた明石さん。その他あさづけ(冠婚葬祭で食べられている)のレシピと試食用にカップに分けた物を、明石さんと交流のある参加者の方にご持参いただき、試食会を行いました。
あさづけレシピはこちら
★ 終わりに
明石さんは、大館できりたんぽを出すお店が小付けでとんぶり料理を一品だけでも出していただければ、とんぶりの消費も増えるのではないかと提案。「大館の食材を使って簡単なアレンジで料理を楽しんでほしい」とおっしゃっていました。
※とんぶり料理の試食会の間、『みんなでとんぶり料理を考えよう!』と題し、大館の特産品である「とんぶり」を使った料理を、皆で考える時間を設けました。
その際、以前ポータルサイトやSNSで「とんぶり料理をかんがえよう!」と募集し、お寄せいただいた3つのとんぶり料理のレシピをご紹介いたしました。
これら3つのとんぶりレシピと、明石さん直伝の6つの田舎の小付けレシピにつきましては、とんぶりレシピとして講座レポートにアップしています。
ご覧になりたい方はこちらから
⭐️受講者からの感想
・ふだん作ったことのないとんぶりレシピがたくさん出てきて楽しかったです。どれも手軽に作れそうなのでぜひ再現したいと思います。講師の方のお人柄もすてきでした!
・学び大学の紙面を見て行きたい!!と友達を誘ってきました。予想して来たのですが、手軽さとおいしさにびっくりでした。来週都会に行って料理しなければならないので、さっそくみずといぶりがっこととんぶりを持参していこうと思います。ありがとうございました。