今回の講師は、昨年から地域おこし協力隊に着任し、農業を学んでいる上村杏莉さん。

★自己紹介
大館市で生まれ、父の転勤で5歳から秋田市で育つ。結婚を機に大館へ移住し、昨年からは農業を学ぶため大館市の地域おこし協力隊に着任し、活躍している。
小学生の頃に友達に誘われて書道に出会い約6年間学んだ。最初は書道教室で出るお菓子やジュースが目的だったが、硬筆・毛筆の基礎から学び、書いていくうちに書道の楽しさを知り、文字を書くことが大好きになっていた。
★文字のコツを身につけると…
🔴手描き文字は『一生の財産になる』
綺麗な文字を書けることになることで自分に自信がつく
🔴集中力が身につき、姿勢も正しくなる
書くことに集中することで継続する力が身につき、姿勢、集中力UP!
🔴相手から褒められることが増える
手描き文字は自分の第一印象になる為、丁寧で綺麗な文字は思いやりの気持ちが文字から相手に伝わる
★始める前に
🔷正しい持ち方
・机の上は右手と左手で「八の字」になるように
・ペン先から2〜3㎝のところを親指と人差し指でつまんで軽く持ち、中指は添えるだけ。使うのはこの3本だけ!
🔷正しい姿勢
・肩の力を抜いてリラックスしよう
・猫背にならないように背筋を伸ばして背中は寄りかからないようにしよう

★50音のポイントを解説
☝️ 横線は基本的に右上がりに書く
☝️ はねの後は繋げるように書く
☝️ 文字によって空間を空けると綺麗に見える
☝️ とめ、はね、はらいをしっかり行う
☝️ 中心線を意識する
☝️ 文字のバランスが大事

★一筆箋に挑戦!
渡したい相手を思い文章を考え、文字で伝えてみよう。
受講者は想い想いに相手を考え、学んだことに気をつけながら一筆箋へペンを走らせた。
⚫️今回の反省点
ひらがな50音全てを解説したため、実際に書いてもらう時間がほとんどなかった。今後は、実際に書いてもらう時間に重点を置く講座を行うようにする。

⭐️受講者からの感想
・字を書くときの姿勢や机との距離:はねがある場合の延長線上にそって書くこと、空間を
開けて書くことなど、普段字を書くときに意識していないことを学べて良かったです。誰
かに、手紙や年賀状を書くとき、今日学んだことを意識して書きたいです。
・字を書くことにあたり姿勢や持ち方が大事なことを知りました。きれいな字よりも丁寧な
字を書けるように意識していこうと思いました。こういう意識を持つ機会を与えてくれて
ありがとうございました。
・ひと文字ひと文字の書き方がとてもていねいに教えて戴きましたので良かったです。書い
た文字が何か性格まで解るようでもう少し、ゆっくりとした気持ちで描けるようになりた
いと思いました。ありがとうございました!