今回の講師は、前回のボールペン字講座と同じく、地域おこし協力隊の上村杏莉さん。

01 自己紹介
・地域おこし協力隊として2023年4月より大館市在住
・古民家で夫婦2人暮らし、農業の勉強中
・約6年間書道を習い、字をかくことが好きだと気付き、このような講座を始めた
・これからの目標として、自分の好きなことで、必要としてくれる人を喜ばせたい、笑顔にしたい
02 こんな方におすすめします!

・文字にコンプレックスがある方
・筆ペンで熨斗や名前を書くのが苦手な方
・自分の字を見つめ直したい
・くせ字を直したい!
・きれいに書くコツを知りたい方!
・字を書くことが苦手
・自分の字を好きになりたい!
どれか一つでも当てはまる方
03 文字を書く前に運筆練習をしよう
・ウォーミングアップとして、くるくる書いてみる。
・きれいに書くことではなく、手を慣らすように動かす。
04 美しく文字を書く6つのポイント

1 . 筆の持ち方は、ひとさし指と親指をつまんで、中指は添えるだけ。姿勢は伸ばして。
2 . 文字にあわせたペンの太さが大事。
3 . とめ、はね、はらい、曲がりを意識。
4 . 中心線を揃える。
5 . 文字のバランスを均等にする。
画数が多い字は、間隔・空間を見つけ、メリハリをつけるとよい。
6 . 相手に魅せる文字を書く。
05 実際に練習してみよう
・参加者それぞれの、氏名の手本を講師が作成し、その手本を見ながら、自分の氏名の練習を行なった。
・休憩時間をとるよう促したが、みな真剣に練習し休む人はいなかった。
・講師は朱色の筆で手直しをしながら指導。

06 ポイントを踏まえて清書に挑戦!
・のし袋に、表書きと氏名を記入。
・数枚の完成品に、満足の様子であった。
まとめ
・筆ペンを楽しく学んでいる様子から、とても良い経験であったと感じた。
・今回は実際に書く時間を多めにとったことで、参加者の達成感が強かったと思う。

⭐️受講者からの感想
・ようやく書く楽しさが分かってきた。自分の名前をせめてもっとうまくなりたい。
・今までは、課されたお題を書くだけだったけど、今回のようなのし袋に書くときには、感情をこめて書く必要があるから、魅せる文字を書くために大切なことがあると分かりました。筆ペンで書く機会はなかなかなかったけど、筆とは違うなめらかさで面白かったです。ありがとうございました。これからもがんばってください。