今回は、ものづくり講座の第2弾、パッチワーク・キルト講師である青木縁由さんを講師にお迎えし、クリスマスに向けたツリーのパッチワークを制作しました。

青木さんは、小さい頃から手芸に魅力を感じ、営業職で働きながらパッチワークの資格を取得したそうです。いつかパッチワークの教室を開きたいと夢を持ち、今回の講座が夢の第一歩となりました。趣味で作った数々の作品も展示してくださり、「短い時間ですが、楽しんでほしい」と話しました。
パッチワークは元々ヨーロッパから生まれ、その後アメリカに伝わり発展した手芸で、今はアメリカンパッチワークが主流となっているそうです。ビーズやリボンをつけることを“コラージュ”といい、今回、青木さんがお手本として作られたクリスマスツリーのパッチワークにも“コラージュ”がふんだんに使われていました。
今回のパッチワークの作り方の手順を簡単にご紹介します。
⒈パッチワークキット確認


針山、パッチワーク針(キルティング用、ピーシング用1本ずつ)、まち針、製図用のえんぴつ、はさみ、ごみ入れ、額、製図用の紙(ケント紙)、キルト芯、生地、台になる芯
⚠針は、最初と最後で数を数えること!
⒉製図をして、型紙作り

【使うもの】台(線)、定規、ケント紙、カッター
トップとなるクリスマスツリーの形の型紙を写して、葉っぱの部分がどのような形が良いか、自由に線を書く。線で分けたパーツを上から順番に番号を振り、パーツごとにカッターで切り分ける。
※直線はまっすぐになるように心掛ける。
≪ポイント≫ カッターで切る際は、体重をかけてまっすぐに切る。
⒊布を裁断する


クリスマスツリーの本体に使用する布を、色々な柄の中から好きなものを選び、型紙を使ってパーツごとに分ける作業。型紙に沿って、縫い代を約7ミリつけ、はさみで布を裁つ。
⒋縫い合わせる

縫う糸は50センチほど使用。2枚のピースを中表にして、両端、中心の順に3つのまち針で留める。角から少し手前(約3mm)で針を入れ、始めは返し縫い、次に細かい針目で縫い進める。縫い終わりも返し縫いをして玉留めをする。この作業を繰り返し、クリスマスツリーのパッチワークの形にする。
⒌アイロンをていねいにかけて、トップのツリーの完成
アイロンの前に、縫い終わった布を広げて縫い代を倒し、筆で水をつけアイロンで押さえる。縫いしろは、割るも割らないも好みだそう。
今回、「はじめてのパッチワーク」と題し、90分講座として開催したところ、パッチワークを完成させるには、少々時間が短かったようでした。
講座内では、トップのツリーのみの作成となりましたが、講座終了後1時間程追加して、青木さんに時間の許す限りゆっくりご対応いただきました。受講者の皆さんは青木さんに直接教わりながら進められ、楽しい時間を過ごされたようです。
今回は、定規を使っての製図は行わなかったのですが、途中まで定規で測って線を引き、と進めたところ、製図を書く段階で時間がかかり、見ていた筆者は製図・型紙作りが難しく時間がかかると感じました。縫い合わせやアイロンがけひとつとっても、技術の細かさや複雑さが見え、完成した時の喜びは大きいだろうと思います。この後の作業工程は...
⒍背景の生地作り

キルト芯と台になる芯を重ねて、縦のステッチとビーズの装飾をつけ、背景となる生地を作る。
⒎額入れ

額に背景の生地を入れる。トップとなるツリーを背景の布の真ん中に来るように待ち針で留め、縦まつりで縫い合わせ、パーツごとに縁にステッチをして仕上げる。
パッチワーク用の針は小さく、細かい作業に難航していたようですが、時間の経つのも忘れて集中し、受講者同士コミュニケーションをとり、教え合いながら進めていたのが印象的でした。


ぜひクリスマスまでにパッチワークの作品を完成させ、お家に飾っていただきたいです!

来年1月には、企業連携講座「ものづくりに懸ける思い」を開催いたしますので、こちらもぜひ奮ってご参加下さい!
⭐️受講者からの感想
・母からパッチワーク道具を譲り受け、初心者でもできると思い、参加しました。とても細かく、大変でした。とても楽しかったです。
・時間の経つのを忘れて集中して出来ました。久しぶりに針を持ち、楽しく過ごせました。
・パッチワークはとても難しいです。針が小さくて大変でした。この時間では足りなくて次回も参加したいと思います。
・楽しく興味深く参加しましたが、時間が足りず残念でした。できれば、2回に分ける等、お願いしたいです。次回、生花も参加したいです。



