今回の講師は、2024年から「桜櫓館」の運営を受託し、カフェをオープンした、いしころ合同会社代表の石山拓真さん。

★自己紹介
都内デザインプロダクションに勤務後、2011年から大館市に拠点を移し移住。2018年に「いしころ合同会社」を立ち上げた。
いしころのようなものでもなんでも磨いて光らせる、という思いが会社名にある。拠点は大館駅前のMARUWWAと、大町にあるニコメ。
昨年度まで、大館学び大学の設立・運営に携わっていた。
2024年からは、「桜櫓館」の運営を受託し、カフェをオープン。
現在、さまざまなイベントに挑戦している。
★参加者の自己紹介(何を目的に参加したのか)
🟡 町内会のおたよりを発行するのに役立てたい。
🔴 映像をうまく撮りたい。
🟢 編集関係の仕事を勉強したことがないので、きっかけづくりにしたい。
🔵 チラシやポスターをうまく作りたい。
🟠 イベントを紹介したい。

★デザインするためには
🔲 課題がはっきりすれば、後は解決する。
仕組みをデザインする。 課題=目的
《 実例 》
⚫️ マルーワ → 造語 MARUWWA
対象はビジネスマンや高校生
「個々が丸く輪になって繋がり、働く、集う、出会う場」
⚫️ 藤の郷
1年目は無料であったため、混みすぎて混乱した。
→ 仕組みをデザインした → 駐車場の有料化
⚫️ THE ODATE(ジ オオダテ)
地のものを軸として展開
よりみち、よりすぐり → より見世(大館駅なか)
★ポンチ絵へのポイント
✅ 官公庁で用いられる場合が多く、専門家ではない人にわかりやすく伝える。
✅ A4でレイアウトし、1ページにもれなく情報を書き込む。
✅ わかりやすくするために → 箇条書きが伝えやすい。
✅ 重要な情報(5W2H)を入れる。
✅ 起承転結でわかりやすく伝える。

★デザインを上手く
やるためには
🔺デザインで、問題を解決するという考え方。
・目的を入力し、ネットでいろいろ検索してみることが大事 → 世の中に浸透しているデザインをまねしてみる。
・字の大きさ → 子供向け、高齢者向けは字を大きく
・色 → 寒色と暖色の使い分け
・字体(フォント)→ 力強さ(ゴシック)、繊細さ(明朝)、手書き風(ぬくもり)、英語(おしゃれ)
・印象に残る言葉 → ユーモアやダジャレ、響きが大事
・イメージを膨らませるもの → お母さんの手作り、職人の技
・目を引き付ける → インパクトがあるもの、フック(引っ掛かり)が大事
★デザインする時、考えるだけでなく調べること
・流行を知る(どんなものが売れているか)
・売れるためには(買いたくなるには)
・ターゲット(誰に買ってほしいか)
・魅力を何に(手作り)
※いろんなものを見て、その意図を考える。
※まずは、手書きでラフ図を書くことをおすすめする。

★光の三原色と色の三原色を意識する(画面で見た色と印刷物の色の違い)。
光の三原色 RGBカラー → 画面(モニター)の色
色の三原色 CMYKカラー → 印刷物の色
★Pinterest(写真共有サービス)の活用のすすめ
❗️ ネット上にはデザインされたものが無料でアップされているので、まずは、その素材を活用し、まねすることからはじめてみるのも良いと思う。

講師より受講者の皆さんへお米のお土産をいただきました😄
⭐️受講者からの感想
・自分では気づいていなかった視点を知れたり、知っていることでももっと良い方法や使い方があると勉強になった。