01 講師自己紹介
AI講師としても活躍中の生成AIアドバイザーのNoriさん。
令和5年から「生成AI」に触り始め、令和6年11月「生成AIパスポート」試験に合格。AIを使ったライティングや動画編集に挑戦中。

02 講座の目的
「生成AI」を学んだきっかけは、南福岡教習所でAI教習システムというものがあり、AIが進化していることを知ったこと(「運転技能をAIが判定」する例を動画で紹介)。将来的にはAIに仕事を奪われると危機感を覚えた。
講座の目的は、AIを知って、触れてもらうこと。活用を広め、活用できる人材の育成を目指す。
03 技術的特異点
AIの知能が人間の知能を超えることを指す言葉。昔から、2045年に起こると言われているが、今日学ぶChatGPTは2023年の3月時点でアメリカの司法試験に合格している。すでに人間の知能になっていて、それを超えている。
もしシンギュラリティが起こったら、さらにAIの頭がよくなり、AI自身が新しいAIを作り出すことが可能になるとともに、生成AIが学習するために人間の手で学習するデータを与えていたものが、人間の作業が不要になる。
今日の話の内容・情報が「明日」には変わっている、情報が古い可能性があるため、インターネットで最新の情報をチェックし、知ることが大切。
●シンギュラリティが起こった場合、AIに奪われる仕事は?

※対人スキルが必要な仕事(教師・カウンセラー)、クリエイティブ、研究者、エンジニア等は無くなる可能性は低い。AIは身体は持たないため、肉体労働系は残ると予想される。
しかし、時間が経つと、AIとロボットが融合し、ロボットにAIを積んで自立的に動くことが可能に。最終的に人間の仕事は減少、無くなっていく。世界的に失業率は増加、上昇。
医療技術が上がり、治せない病気はほぼ無くなって、人間の寿命は延びる
また、AIを使って管理する人(AIの正しい知識を持ち、正しく使える人)も必要になってくる。近い将来は、人間もAIを使えるか否かで二極化されていくため、早めに生成AIを学んでほしいと思っている。

04 生成AIとは何か
NHKのみんなのうたテックソング「学ぶ学ぶAI」を視聴。AIには「機械学習」という技術が使われていることや、画像、音声、文章など学習するデータによって様々な種類のAIが存在すること、誤ったデータを学習すると正しい答えが入ってこないリスクがあることなど、AIについて歌を通して楽しく学べるものであった。
生成AI、またはArtificial Intelligence(アーティフィシャル インテリデンス:人工知能)と言われ、学習したデータによって全く新しいコンテンツ(文章、テキスト、画像、音楽、動画)の生成が可能。
05 「ChatGPT」とは?
「ChatGPT」は、サム・アルトマン等が設立した「Open AI」社が最初に作った生成AIのこと。自然な会話でやり取りができ、文章を作成することが得意である。さらに文章であれば何でも出来るため、プログラミングやコード、要約、データ整理、翻訳も可能。
06 導入方法と使い方
「Google Chrome」を使って「Chat GPT」と検索し、Webサイトを開いた後、Googleアカウントを使ってログインする。
使用する際の注意事項は、出力する文字数などによって会話が出来る回数は変動する(この日使う無料版は、回数制限・文字数制限有り、最新モデル使用不可)。
生成AI自体、暴力・犯罪に関わることは出力不可、数字の計算が苦手。日本語とはトークン(ChatGPTが処理するテキストの基本単位)の影響で相性が悪い。
【料金】
2024年12月 有料版 月額 税込 ① 20ドル 3000円(Plus)②200ドル 30000円(Pro)⬇︎2025年01月 10%値上げ 税抜 ① 20ドル 3000円(Plus)②200ドル 30000円(Pro)
(税込額から税抜額になり、消費税分(10%)値上げとなる。)

【デモンストレーション】
ChatGPTに『大統領の画像を出して』と質問する。どういう回答をするか参加者に考えてもらう。予想はアメリカ大統領が出たが、実際の結果は白人男性の大統領であった。これは「大統領は白人で、男性で」という決まっているデータしか学習していないため、学習するデータによって回答にバイアス・偏りが見られること(生成AIの偏見)が分かる。
07 使用上の注意点
①出力結果は必ずしも正確ではない。
◦偏見がある
◦ハルシネーション(嘘)
鵜呑みにせず自分でチェックすることを心掛けること。
②個人情報の取り扱い
生成AIが学習してしまうため、絶対に入力しないでください!!
③著作権・肖像権侵害
◦有名人の似顔絵、画像、イラスト
◦版権物のキャラクター
◦小説など文章が酷似している
現在の日本の著作権の保護期間:原則、著作者の死後70年。
08 「プロンプト」とは?
生成AIに与える指示や質問。単純な指示よりも具体的な指示であれば、自分が求める正確な回答を得られやすい。
09 操作と体験
【プロンプトドリル】
文章生成として『「大谷翔平」について教えて』、画像生成として『「コーイケルホンディエ」の画像を出して』、続けて『今の画像を~風にして』という質問を行った。
参加者の皆さんは楽しそうに出てきた画像を見せ合っていた。画像生成は簡単に出来るため、生成AIの入り口としてもすごく良いことが分かった。
また活用例として、占い、詐欺メールの判断等が紹介された。
※右上の鉛筆🖊マークを押すとリセットされる。
<まとめ>
コーイケルホンディエの質問のように、用語を知っていないと質問出来ないのと同じで、生成AIを知らないと使うことはできない。質問の仕方、どの生成AIが一番いいかなども含め、ご自身で少しずつ使って慣れてほしいとのこと。
日本人(個人)のAI使用率は12.5%(2024年8月の時点)。企業は17.3%。
新しい生成AIが出てきているため、早めに始めた方が良いと語る。今日AIを使ったという事実だけでもすごい!
野球も生成AIもプレー(使用する)だけなら資格は必要なく、
極めるとしたら何回も使うしかない。
★どの分野でも「学び」が必要だと思う。

シンギュラリティが起こるのは2045年というのが最初の予想。20年後はYouTuberは仕事として生き残っていそうだが、私達事務職等の仕事がどうなるか恐怖を感じた。職業の不安を感じた時間でもあったが、ChatGPTの入り口に入って、これから自分たちでも積極的に体験していきたいと感じる講座であった。
⭐️受講者からの感想
・ChatGPTの入り口にとても向いた講座だった。
・生成AIは前から知ってはいましたが、ChatGPTは使ったことがなかったので、1歩ふみだせたと思います。Canvaは使って画像や文章を作ってましたが、回答は、それぞれで正解はないことを知りました。いろんな生成AIを使ってみたいです。
・完全に何もわからない状態で受講しましたが大変わかりやすく、楽しく学べました。
・ChatGPTとはどのようなものかということも分からないなかで受講して、実際に体験してみて、イメージ
をつかむことができたのは本当に良かったです。