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講座レポート2022.06.08

【講座レポート】女性限定 ボードゲームでコミュニケーション!

ふくだみのり
ライター:ふくだみのり

「ボドゲコミュニケーションシリーズ」第2弾!

ボードゲームを楽しんでいる受講者

オンラインやVR(バーチャルリアリティ)など、時代とともに常に進化し続けるゲームですが、今も変わらず多くの人から愛されているものもあります。

今回は2022年4月27日(水)に開催された『【女性限定】ボードゲームでコミュニケーション!』の様子をレポートしていきますよ!

プレオープンの初回時に開講し、大好評だったボドゲコミュニケーション。
今回はシリーズ第2弾として、これまでになかった女性限定という枠を設け、女性同士で楽しくコミュニケーションしていきました!
どんなゲームが登場するのかワクワクです。

3種類のボードゲーム

ブロックスをプレイする受講者の様子

講師を務めたのは、大館学び大学のスタッフ。
緊張した空気を和ませてくれるアイスブレイクの進行だけでなく、自らもプレイヤーとしてほかの受講者と一緒にゲームに参加しました。

この日用意されていたゲームは『ブロックス』『ito(イト)』『カタン』の3種類。
それぞれの外観はもちろん、異なるプレイ内容にみなさん興味津々な様子でした。
講師のスタッフから各ゲームの大まかなルールを聞いて、何からプレイするのかを話し合った結果、まずは比較的難易度の低い『ブロックス』からプレイすることになりました!

単純、だからこそ奥深い?

ブロックスをプレイする受講者(序盤)

『ブロックス』は、自分のタイルを角でつなげる形で置いていき、盤面上にどれだけ自陣のタイルを置くことができるかを競うボードゲームです。
タイルの置き場所がなくなった段階で、手元に残っているタイルのマスが一番少なかったプレイヤーが勝者となります。

シンプルながら、かなり戦略的なこのゲーム。
自分のタイルは角同士でしかつなぐことが出来ないため、面と面が接することのないように注意する必要があります。
ただし、他のプレイヤーが置いたタイルであれば、面と面が接する形でタイルを置くことができるので、手元のタイルを減らしつつ、他のプレイヤーの邪魔をしたりと、みなさん考えを巡らせながらプレイしていました。

プレイ終盤、もう置く場所がない?

ブロックスをプレイする受講者(終盤)

テトリスのブロックのように、それぞれ形状が異なるタイル。
手元にあるタイルのマスをできるだけ少なくすることが目的なので、大きいタイルはなるべく早いうちに盤面上に置いてしまいたいところ。
しかし、ゲームが進むにつれて置けるスペースも徐々に限られてくるので、参加者からは「もう置けるところがない〜!」と焦る声も聞こえてきました。
それでもなんとか置き場所を見つけたときには、受講者同士で「おお〜!」と歓声が上がる場面も。

最後は受講者2人の一騎打ちとなり、勝負が決まった瞬間はみなさん拍手をしながら、楽しげに感想を言い合っていました。

舞台は大航海時代!

カタンをプレイする受講者

次にプレイしたのは『カタン』というゲーム。
大航海時代を舞台に、未開拓の島「カタン島」で陣取りを行うボードゲームです。

ゲームの大まかな流れとしては、①拠点となる家を建築②資源を手に入れる③家を増やして陣地を広げるの3つが挙げられ、家を作ることで周辺の土地からサイコロ次第で5種類の資源が手に入り、手に入れた資源を使って家を増やし、最終的に10点(例:家=1点)を先取した人が勝者となります。

有限な土地に、どのようにして陣地を広げていくのかがこのゲームの“鍵”となるのですよ。

会話を通して楽しくコミュニケーション!

会話を通してコミュニケーションをとる受講者

プレイごとにマップの配置を変えられるので、毎回異なる展開を楽しむことができる『カタン』。
今回は初心者向けのスタンダードなマップでプレイしましたが、マップの配置数はなんと2兆通りもあるのだとか!
これには受講者も「そんなに!?」と、驚きの声を上げていました。

まずは2つのサイコロを振り、島から産出される5種類の資源(小麦、レンガ、羊毛、鉱石、木材)を集めていきます。
順番にサイコロを振って、手に入れた資源を元に次の開拓地を建てていくのですが、なかなか必要な資源が集まらないことも。
そんな時は、自ら資源の交換を提案し、受講者同士で交渉を行います。

資源の交換を通して、生まれる会話

資源を交換している受講者

積極的にコミュニケーションを取ることが、『カタン』においてゲームを有利に進めるポイント。
実際に資源を交換する場面では、受講者同士、会話が弾んで盛り上がりを見せました。

序盤こそ「これで合ってるのかな……?」と、ルールブックを片手に確認しながら進めていましたが、みなさんゲームを進めるうちに慣れた様子で楽しんでいましたよ。
数あるボードゲームの中でも、記録的な販売数を誇る『カタン』の奥深さや人気に頷ける場面でした。

カタン島を制したのは……?

ゲーム終盤の様子

気づけばあっという間に時間が過ぎ、キリのいいところでゲームを終えました。
各自手に入れたポイントを数え、順番にひとりずつ発表していきますが、驚いたことに同点のプレイヤーが2名もいました。

『ブロックス』『カタン』とふたつのボードゲームをプレイしてきましたが、終始和気あいあいとした雰囲気で進行し、女性同士ならではの楽しい会話も繰り広げられていましたよ。

初めましての距離感が、一気に縮まるボードゲーム。
数ある講座の中でも特に人気のある当講座は、今後も継続して開催する可能性もあるので、随時更新される講座情報は必見です。

それではまた次の記事でお会いしましょう!