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講座レポート2026.10.23

あみもの入門講座 〜コースターを作ろう〜

 昨年度に引き続き企画した編み物講座ですが、今回は初心者が挑戦できるようなコースター作りにしました。講師には、中央公民館老壮大学、工作クラブの講師であり、自宅でTeshigoto手作り教室の講師として、日々の暮らしに彩りを添えられるモノづくりを大切に活動されている、山田典子さんをお迎えしました。90分で完成させられる作品としてコースターをピックアップ。完成形が入ったキットをご用意いただき、気軽に始められるようにしました。

 今回の受講者は初心者2人を含めた計10名。昔やっていたけれど離れてしまい、久しぶりに編み物をする方、自己流で覚えていた方など、それぞれ学びたいという気持ちが強く感じられ、始まる前から講師の方の作品に見入っている方もいました。

 編み物歴10年目の山田さん。基本の編み方がお好きで、糸のことや丁寧に編むコツを必死に勉強されたとのこと。皆で完成させることを目標に、お互いに見せ合いっこしながら楽しんでほしいと話されました。

 道具について、編み針は“ジャンボ針”、“レース編み針”などがあるようですが、それぞれ編む糸の太さに合わせて使い分ける必要があり、間違えないようにと話されていました。初心者に編みやすいかぎ針は6・8号が良さそうとのことで、今回は8号を使用しました。

 今回のように“モチーフ編み”をする場合は、ひとりひとり編み方の強さが違うため、同じ大きさで編めるように、メジャーで測って確認することが大切です。実際に講座内で編む、しましまコースターの編み図を用意いただき、久しぶりで基本を学びたい方や初心者の方を中心に、くさり編みの作り目(編み始め)のやり方を確認していました。編み図の記号を確認しながら黙々と編み進めている方もいました。

 くさり編み、細編みを初めてやった方達は、小指と薬指で糸の張り具合を調整し、親指と中指で編み地をしっかり押さえるなど、指の使い方にも苦戦しているようでした。しかし、隣の受講者に訊いて、どこの糸をどのようにすくうのかを教えてもらったり、先生に積極的にお手本を見せてもらったりして、一生懸命進めていました。

 山田さんは、違う色の糸に変える時は立ち上げることを忘れないように、細編みが15目編めているかが分からなくなった時は裏から数えると良いなどと細かいアドバイスをしながら、受講者の質問等に気さくに答えていて、始終和気あいあいとした雰囲気で編み物を楽しんでいました。“考えることが沢山”ある編み物ですが、集中して編むことによって、ストレス軽減や不安の緩和にも役立つという研究もあるようで、ぜひおすすめしたいもののひとつです。

 あとは、とじ針で糸処理をするという状態になるまで、受講者の皆さんは休憩も忘れ、熱心に編み続けていました。それぞれの進み具合で、隣同士で声を掛け合ったり、教え合っている姿が印象的でした。

 最後は細編みで1周縁取りをして糸処理も終え、今回の講座では無事全員がコースターを完成させることができ、運営側としても、とても嬉しかったです。編み物は“見慣れるかどうか”が重要だそうで、常に編んでいる編み目を見ながら調整することが大切だそうです。

 受講者の中には、講座内で作ったようなひとつのモチーフを繋げて、バッグを作りたいという具体的な目標を持って参加された方もおりました。長年編み物に触れていなかった方達も、この講座をきっかけに、再び編み物やモノづくりが日常を彩る素敵な時間となってほしいと感じました。そしてぜひ、今回ご自分で作られたコースターを実際に使い、次の作品を作るお手本になるといいなと感じました。

⭐️受講者からの感想

・長い間、あみものをしていなかったのですが、今年はモチーフのバッグを作りたいと思い参加しました。細かい事を聞けたのでとても良かったです。
・先生の気さくな話し方で質問もしやすく、気持ちも軽く編むことができました。
・自己流で覚えていたため、不安が多かったのですが、解決できました。楽しく学ぶことができました。ありがとうございます。