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講座レポート2026.10.23

断捨離®︎講座

 やましたひでこ公認、断捨離トレーナーおがさわらむつこさんをお迎えして行う、断捨離講座は今年で3年目。今回は、手の付けやすい玄関と冷蔵庫をピックアップし、深い断捨離の魅力について、お話していただきました。

 おがさわらさんは、56歳で断捨離に出会い、現在は断捨離トレーナーとして、“断捨離で不満いっぱいの生活や自分を変えられる”ということを秋田の人に伝えるために活動されています。そんなおがさわらさんは、断捨離はただ捨てることとは少し違うと言います。

 ※断捨離については、過去の講座レポートでもまとめていますので、そちらもご覧ください。

 断捨離とは、心の執着を手放すためのヨガの行法哲学から着想を得た、住まいと心の片付け学で、行うことによって、生活・人生の選択決断のトレーニングとなります。最大の目的は、ごきげんに生きること。

 断捨離をすると、探し物に時間を取られないため、仕事の効率が上がり、ものが少ないので、片付け・掃除の頻度が減り、自分の時間が増えるなどの変化が現れます。自宅で本を読め、急な来客にも慌てることは少なくなります。

 ただ、今私たちは「モノが勝手に入ってくる社会」を生きています。プレゼントやネット通販、SNS情報などが大量に入ってくるため、意識して出さないと、家が便秘状態になってしまいます。

 こんな時、片付かないの根底にある「モノ軸」思考に気付くことが必要。「モノ軸」では、モノが使えるかどうかで、好きではない・使いたくないモノでも取っておいていることがあります。モノは壊れない限り使えるため、人間より寿命が長いです。

 そこで、「自分軸」で私が使いたいかどうかで判断すると、“使わないともったいない”のではなく、“取っておく空間がもったいない”ことが分かります。

<思考の断捨離>

1.現状の認識(散らかっているorはみ出し溢れているor堆積している)
2.自己否定(片付けられない私は駄目)をやめる
3.住まいの明確なビジョン(「コーヒーを読んで読書」等)を描く

<モノの断捨離>

1.モノを出して俯瞰する
2.「どうみてもゴミ・ガラクタ」を捨てる ※まだ断捨離ではない
3.自分軸と時間軸、関係性を意識して手放す(今の私)
4.「要・適・快」で選び抜く 服:必要、似合う、チクチクする⇒本当に必要?
5.収納は、モノの最適化ができてから

 これらを踏まえ、いよいよ冷蔵庫と玄関の断捨離について学びます。

 冷蔵庫と玄関の共通点は、“取り掛かりやすい”。生きていく基本の食べ物、行動を支える靴を収納する場所で、モノが雑多に混ざっている可能性が低いです。

◎冷蔵庫の断捨離

 傷んでいるもの、賞味期限切れのものに加え、お惣菜の小分け調味料(醤油、カラシ、紅ショウガなど)は、取っておいて“何に使う?使わないと!”と考えることが自分のエネルギーの無駄で、もったいないことです。残ったものでも食べられるからという「モノ軸」ではなく、自分が食べたいかの「自分軸」で考え、身体をゴミ箱にしないようにしましょう。捨てる時は心苦しくても、“今度は考えて買おう”“少な目に作ろう”と気付き、気持ちも変わっていきます。

◎玄関の断捨離

 玄関は、ものの通過点(入る・使う・しまう)であり、「住まいの顔」「入り口」でもあります。はじめは1段ずつでも良いので、くたびれた靴、汚れた靴、使えない傘など、「要・適・快」で絞り、取り出しやすく・しまいやすく・美しい玄関を目指しましょう。シューズボックスはギャラリーボックスと思って楽しんで収納するのも良し、帰宅した際ホッとできる空間かなども大切な点です。

 今回は、冷蔵庫と玄関をメインに“断捨離”について学びましたが、断捨離をすることで余白が出来、取り出しやすく、しまいやすく、美しい“自分のための場所”が出来るのだと改めて思いました。講師は受講者の皆さんと講話の合間に会話や質問をしつつ、“断捨離をしたい”“断捨離を学びたい”という受講者に断捨離の奥深い魅力を伝えていました。

 モノの状態は心の状態を表し、家はあなた自身を映し出す鏡です。つまり、家を変えることは、人生を変えることでもあります。受講者さんを含め、大館市民の皆さんが“断捨離”を知り、実践することで、家が自分を応援してくれる快適な場所になってほしいです。

●断捨離名言

・物には手間と時間と空間の3点セットがもれなくついてくる。
 これは何にでも言えることで、沢山あるほど、掃除などの手間がかかり、自分の時間が取られ、置く場所・空間が必要になります。
・もったいなくて使えない物こそ、毎日使って愉しもう。
 “もったいない”とは、「物の価値を十分に生かしきれておらず、無駄になっている状態を惜しむ」意味があります。
 「モノ軸」になりすぎると、それにとらわれてしまう自分がもったいないですが、ものの価値をよく理解し、使われるためにあるものをきちんと使ってあげることが大切だと感じる言葉でした。

⭐️受講者からの感想

・今日色々ありつつも時間をつくって参加した自分を褒めたいです。来て良かったと思えるお話でした。奥が深い断捨離ですが、少しづつ行動していきたいです。
・まだまだ捨てなければならない物が有ることを再認識。自分の物は捨てられないが夫のものは捨てられる。
・やました先生の著作を拝読して前から受講したいと思っておりました。日曜は仕事があるので、平日に開催していただき嬉しいです。今日は棚1枚から地道に手を付けてみます。
・前から聞いてみたかったので、来て良かった。