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講座レポート2026.08.21

ボールペン字講座

 昨年度に引き続き、細越節子さんを講師にお迎えし、ボールペン字講座を開催。

 「美文字講座」のボールペン字は今年度で3回目。近年スマホやタブレットが主流となり、自分で文字を書く機会は減ってきましたデジタルな時代だからこそ改めて「文字の基礎」を学ぶために今年も企画し、20名の方々が受講してくださいました。

 細越さんと共に助手として3名の先生方も応援に駆けつけてくださいました。

 まず、①縦書き・横書きのポイント ②文字の中心を意識すること ③間隔と余白の取り方 ④文字の概形について解説しました。

書き文字は活字と違い、横画をやや右上がりに書きます。そりや伏せ、すくい上げなど、方向の変化をつけたり、細かい書き分けをすると生き生きとした文字になります。

②「青(中心の目安となる縦画)」「空(1画目を中心に書く)」「冬(点画が中心で交わる)」などの漢字は、中心を通る部分が違いますが、それぞれ中心がどこにあるかを知って書くことが大切です。

③「里、前、形」など、それぞれ横画・縦画・斜めの画の間隔が等しくなるように書くと綺麗に見えます。

④「国」は正方形、「目」は縦長の四角、「四」は横長の四角など、多くの文字は簡単な図形に当てはめることができます。

 これらを踏まえて、ひらがな・楷書・行書の3つから書きたいものを選び、早速実際に書いてみました。

 ★平仮名は小さめ漢字は大きめにするとバランスが良くなる!

 細越さん等は、受講者の名前(漢字や平仮名、片仮名など)の難しい点や、字の癖に向き合い、隣で丁寧に教えていました。個々のスタイルを尊重しつつも、より綺麗に書けるように教えており、受講者も積極的に質問をしていました。

 手紙の例文も配布され、挑戦してみたい方にはどんどん書いてみるように勧め、状況を見ながら説明されていました。

 初めから真っ白な紙に文字を書くのが難しい場合、写し書き(なぞり書き)をすることで、イメージが大幅に変わってきます。

 また、行書は使いすぎるとうっとうしくなってしまうため、注意が必要です。繋げ方などは、配布資料にある似た形の文字を上手に使い、参考にして書くと良いとのこと。 受講者はそれぞれが書きたいものに集中し、先生からのアドバイスを受け、赤ペンで直してもらった文字を参考に、苦手な文字を何度も練習していました。

文字があまり締まって見えない場合は、基本となる間隔(スペース)や反り、伏せ、長さなど、細かいところが足りなかったり、やりすぎの場合も!

 小さなことでも意識して書き続けることで、文字も変わり綺麗に書けるようになるため、書くことが楽しくなります。受講者の“楽しくなってきた”という言葉を聞き、先生方も喜んでいました。指導を受けた後瞬く間に上達を見せ、楽しそうに話したり、質問をしている姿が印象的でした。

 約90分間休憩することなく、熱心に手を動かしていた受講者の中には、講師から、上手になった!変わった!と声をかけられるほど、目に見えて上達している方もいました。嬉しそうにする受講者からは、練習を続け、もっと上手く書きたいという意欲が見られました。

 細越さんは『学びに遅すぎることはない』と伝え続けており、年齢は関係なく、コツさえ分かればすぐ上手に書けるという言葉が印象的でした。

 最後に頑張った自分に拍手をして終えたボールペン字講座。受講者の方々は、綺麗に書けた時、とても嬉しそうな顔をしていました。今回の楽しい学びの時間を思い出しながら、更に美しい文字を目指して学びを続けてほしいです。

⭐️受講者からの感想

・「学びに遅すぎることはありません‼︎」とのコメント。今がチャンスだと思い、紙とペンを日常のものにしたいと思います。
・長年の癖はなかなか、、、
・こんなにも、字に真摯に向き合ったことが(最近)なかったので、とても楽しく過ごすことができました。PC、iPadの時代ですが、丁寧に字を書いていきたいと思います。ありがとうございました。
・改めて、ひらがなの難しさを知りました。