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講座レポート2026.07.14

第2弾 家庭菜園講座

 今回は、昨年に引き続き「第2弾 家庭菜園講座」と題し、株式会社 高井南茄園の代表取締役社長の金野豊秋さんから、秋野菜(大根・キャベツ・白菜)の準備と、夏野菜の管理について学びました。

 今回の講座では、夏野菜(きゅうり、トマト、なす)の芽かき等の管理を体験するため、職員が事前に袋植えをやってみました。およそ1か月の期間中、どのように成長したかをA3の用紙に、写真を載せてまとめ、皆さんに配布・説明しました。

 小学校でも食育の先生として教えている金野さん。食物は葉っぱで呼吸して栄養を作っているため、まず第一に「水と光と温度と肥料」が大切だと話します。場所も大事ですが、午前中の光が必要です。西日は葉を焼くため、当たらなくても大丈夫です。

 強い光が好きか嫌いかという特徴もあるため、それぞれ勉強する必要があるかもしれません。オクラや、今回植えたきゅうり、トマト、なすの3つの野菜は、強い光を好むそうです。

‹夏野菜の管理についてのお話›

 花が咲いて実がなる食物は、“果菜”と呼ばれ、トマトは完熟、ナス・きゅうりは未熟の時点で収穫します。なすは茎を強くすることが大切で、1個目の花はわざと取るそうです。実があまり大きくなりすぎてしまうと、茎が弱くなり、負担がかかってしまいます。また、特にトマトはバランスの作物で、地植えの場合、4段目が開花したら追肥をするタイミングだそう。

 “実を1個採ったら、1個返す”“沢山採ったら、沢山返す”という気持ちで追肥をするとよいです。

 《追肥をする場所》

 根っこの先で肥料を吸収するため、株本ではなく、少し離れたところにやります。目安として、背丈が1mほどある場合は、根も1m程外に広がっているそうです。

 肥料をあげるべきか考える時、葉っぱの色が判断材料となります。濃いと肥料が多く、薄い場合は少ないことが分かります。トマト、なす、ピーマンなどは、花の咲く位置でも分かるそうで、先端で咲く場合は、肥料が足りていない状態だそう。変化を確認してから、1・2週間で判断して、追肥の量を調整する必要があります。

 間水:水は“朝にたっぷり”やることが大切!

 暑い時間(お昼)はやらないことが基本ですが、しおれていたらやりましょう。野菜の頭から水やりをすると葉が焼けてしまったりするため、注意しましょう。

 クールダウンの意味で、夕方に水が下がる分くらい(浸透するくらい)の間水は大丈夫ですが、多すぎると徒長してしまいます。

※花が咲いたら、虫や病気に注意!

 ※農薬:野菜を売る場合は、期限や登録に従って使わないと、取締法違反となることも。

 芽かきをする理由は、日当たりや風通しをよくするため。(必ずしもしなければいけないわけではないため、一例として覚えておくとよいです。)

‹秋冬野菜の管理、準備についてのお話›

 秋冬は、種蒔きをする時期が大切で、正しく守る必要があります。1日遅れた場合、収穫する時期は1週間ほど遅れてしまいます。

 種蒔きを暑いときにすると、虫に食われて終わってしまうことがあります。アルバリンなどの粒剤タイプの殺虫剤を上手く使うとよいです。

 野菜の色々な種類を知っている金野さん。大根や春菊、玉ねぎなどの、煮物に最適なもの、サラダに良いものなど、料理によってオススメなものを教えてくれました。

 前半1時間は座学講話で、家庭菜園の管理について学びました。受講者は質問しながら、真剣に聞いていました。今回も事前質問を募集し、そちらも金野さんに1個ずつ丁寧に答えていただきました。

‹芽かき体験›

 強い葉っぱ・芽を1個残します。下より上の葉が味の決め手となり、実を収穫したら、その下の葉っぱは取ってもいいそうです。実際に芽かきするところを見て、「もったいない気もする」「すっきりする」などの声が聞かれました。

 少し成長が遅いきゅうりには追肥もしました。3本指でひとつまみ分が適量で、1回に沢山あげるのは危険です。

 その他、実際に袋植えの実態を見ながら、沢山のアドバイスを貰いました。沢山の野菜が収穫できることが楽しみです。

 芽かきなど、気を付けなければいけないことや工程が多い野菜作りですが、話を聞くだけでなく、実際に体験することによって納得することも多く、知識もさらに身についたと思います。ぜひ、実践して、より美味しい野菜たちを作って欲しいと感じました。

⭐️受講者からの感想

・2回目ですが、新しいことを知ることができました。肥料の成長が違うことがよく分かりました。実際に芽かきについて見せてもらえましたし、支柱の立て方もよく分かりました。ありがとうございました。
・現場での解説があって良かった。実物を例にしての説明があり良かったです。
・大変良かった。プロの目から見た生育の捉え方が大変参考になりました。